今世紀最大の吹奏楽作曲家
没後12年
2005.9.17 (USA時間)

永眠されて12年が過ぎました。

Alfred Reed
1921年1月25日-2005年9月17日 享年84歳
偉大な作曲家の功績を偲び、心からご冥福をお祈りいたします。
これまでの日本での活動をご支援下さいました多くの皆様方に、
心から御礼申し上げます。

アルフレッド・リード博士は
2005年9月17日夕刻、ご自宅のあるフロリダ州コーラルゲーブルスの
  Doctors Hospital にて老衰のために永眠されました。
御家族の意向により、ご遺体は遺品と共に火葬されましたが、
特別な葬儀やセレモニーは今のところ執り行われる予定はありません。

ご記帳下さいましたメッセージを再公開させて頂きます。

株式会社エーピーアイ

青山 均

2006.2.28



Dr. Alfred Reed プロフィール

1921年1月25日ニューヨーク市に生まれる。10才からトランペットをニューヨークで最も優れた3人のプロ奏者から学び、15才から作曲をポール・ヤーティンに学ぶ。18歳から少年庁のラジオ・ワークショップでレオポルド・ストコフスキーなど超一流の指揮者達のアシスタントや放送番組の作曲編曲の仕事をする。20歳の1941年6月20日マージョリー夫人(21歳)と結婚。21歳の時に第二次世界大戦が始まり第529陸軍航空隊に入隊し、バンド副指揮者として活躍する。終戦後ジュリアード音楽院に入学しヴィットリオ・ジャンニーニに作曲を学んだ後、NBC、ABCなどの放送局の作曲・編曲者として活躍する。1953年学位取得のためにベイラー大学でシンフォニーオーケストラの指揮者になり、1955年に同大学の音楽学士号(Bachelor of Music) を、1956年に音楽修士号(Master of Music) を受ける。音楽修士号の作品「Rhapsody for Viola and Orchestra」によって1959年にルリア賞(Luria Prize)を受賞する。1955年から1966年までニューヨークのハンセン出版社の編集責任者を、1966年から1993年6月までマイアミ大学音楽学部の理論作曲学科、音楽教育学科、音楽メディア産業学科(Music Media and Industry)の主任教授に就任し、F. フェネルの後を引き継いでマイアミ大学シンフォニックウインドオーケストラの指揮者として活躍する。1968年ペルーのリマ国際音楽院から名誉博士号を受ける。

わが国では1965年に「シンフォニック・プレリュード」、1970年に「音楽祭のプレリュード」が全日本吹奏楽コンクール課題曲に採用されて瞬く間に不動の地位を獲得する。1981年3月に東京佼成ウィンドオーケストラの招きで初来日し普門館でレコーディングを行った後、3月28日に新宿文化センターで最初の日本公演を行い伝説的な大成功をおさめる。以降80回を越える来日をはたし、東京佼成ウィンドオーケストラとの演奏会や11回に及ぶレコーディング、ジャパン・スーパー・バンドとのレコーディングとコンサートツアー、東京吹奏楽団、大阪府音楽団、大阪市音楽団、ウインドカンパニー管楽オーケストラなどプロの吹奏楽団との共演をはじめ全国各地の音楽大学やスクールバンド、市民バンドとの共演、音楽祭やイベントへの出演やバンドクリニックを行い、吹奏楽の発展のために力を尽くす。その功績により2004年4月25日日本管打・吹奏楽学会より第14回日本管打・吹奏楽アカデミー賞特別賞を受賞。1988年洗足学園音楽大学客員教授に就任し2005年3月までの17年間、同大学のシンフォニックウインドオーケストラを指揮、国内およびヨ−ロッパやアメリカへの演奏旅行を行うとともに、前田ホールでの定期演奏会をはじめ多くのレコーディングを残している。2005年8月21日に開催された「ミュージック・キャンプ in 多摩2005」のステージが生涯で最後の指揮となる。音の輪コンサート終身名誉音楽監督。ジャパン・スーパー・バンド音楽監督、尾西市民オーケストラおよび輪島吹奏楽団名誉指揮者。API 所属。

2005年9月17日(日本9月18日)、自宅のあるコーラルゲーブルス(マイアミの隣接都市)の病院にて永眠。享年84歳。


リード博士の日本での業績

リード博士最期の舞台




主な作品

音楽祭のプレリュード
春の猟犬
アルメニアン・ダンス・パート I、パート II
オセロ
ハムレット
十二夜
エル・カミノ・レアル
エルサレム讃歌
法華経からの三つの啓示
第1交響曲〜第5交響曲「さくら」
小組曲 第1組曲〜第7組曲
(第6組曲1998.5.3 第10回音の輪コンサート委嘱作品・世界初演)
トランペット協奏曲
マリンバ・コンチェルティノ
(1992.5.3 第4回音の輪コンサート・世界初演)
他多数