●申込はメールで受け付けます。
●Vol.1 発売のご挨拶 A.リードの作品をA.リードの指揮のもとで思う存分演奏しよう、という主旨で始まったこの音の輪コンサートも、お陰をもちまして今年(2005年5月4日)17回目を迎えます。この17年、音の輪コンサートを導き続けてくれた偉大な作曲家であり指揮者であるA.リード博士に心から感謝の意を表します。 これまで博士と一緒に創り上げてきた演奏会の録音を少しずつCDにして、音の輪コンサートの熱っぽい演奏をより多くの人々に聴いて頂きたいと思っています。OTONOWA Best Selection のデビューを飾るVol.1には、すでに2枚組ライブ版として発売され好評を博しました「第10回記念特別演奏会」からセレクトされた1枚となりました。 この年喜寿を迎えますます意気盛んなA.リード博士が、「第10回記念特別演奏会」のためにプレゼントしてくださった 「第6組曲」 の世界初演を始め、J.バーンズ氏をゲストに迎えて編成された特別バンド90名とレギュラーバンド110名、合わせて200名の参加者によるバンド合戦は4時間の大演奏会となりました。しかしこの演奏会の録音を聴くと、多くの参加者が集まったフェスティバルにとどまらず、指揮者と演奏者と聴衆が一体となって生み出す熱っぽい空気の中に、A.リードの音楽の深淵を見極めようとする深い眼差しを随所に感じ、この表現こそが音の輪コンサートによって求められて来た音楽の神髄であろうという気持ち抱かせてくれます。当日の演奏会がどのようなものであったかをしるすプログラムを次のページに載せていますが、このVol.1ではレギュラーバンド(音の輪ウインド・シンフォニカ)の演奏をセレクトいたしました。お楽しみ頂ければ幸です。 振り返ると、日本におけるA.リード博士の音楽活動が、17年続いている音の輪コンサートの歴史の中に集約されるように感じられます。我々は、我々の時代の吹奏楽の英雄・Alfred Reedのもとで音楽を創造できたことを何にも代え難い財産とし、誇りとし名誉とし、これからもずっと共に歩んでゆくことを願いと致します。それは、我々自身の歴史への確かな手応えであり、生きる証であると確信いたします。 音の輪コンサート代表 |
下記のオリジナルCDは完売しました。
●音の輪コンサート第10回記念特別コンサートライブCD